アイラブ腎臓

人間ドックで尿検査にひっかかった…その何気ないきっかけから、Iga腎症対策のための減塩生活を中心とした記録です。

腎生検後の24時間

私は普段枕を低めにするためにタオルを使うなど、首や肩、背中の真ん中がこわばるなど、腰痛もちではないものの、寝るときにあちこちしんどくなりがちでした(畳にお布団だと、マットがちゃんとしてないと痛くて無理)が、慈恵医大の病院のマットは優秀で、この24時間の行動規制時間も大して問題なかったです。

 

検査直後~3時間後

3時間経つと、経過に問題なければ膝を曲げてよい、と医師が許可してくれます。カエルのように足の股関節も動かしてよかったのだけれど、この指示をしたのが担当医(イヌ)。

で直後にみに来てくれた、私に弾圧ストッキングをはかせてくれたベテラン看護師が「もう足まげていいって言われました?あ!右足だけですよ!左はできるだけまっすぐ、ダメ!」という。

これの正誤は不明なんですが結局のところ、24時間動けないのは、傷をつけた腎臓からの出血を何としても避けるためであるため、余計な圧迫を与えてはいけないのです。なので、左足も股関節からフリーに動かしてしまうと、そりゃ体勢によってはちょっと要注意ですよね。内心「おいイヌ!」と毒づきましたよ私。あいつマジ説明が足りねぇと何度か思いました。愛想がいいだけの若い医者の言うことを丸のみしてはいけない。

 

実はこの、最初の3時間は、腰の麻酔もまだ効いている時間帯のため、圧迫のため挟み込まれているタオルの違和感も感じないし、全然ぴんと来ないんですよね。つらさが。

ただご飯たべられない、ってだけ。

おにぎりになりますよといわれていたけれど、おかずは普通の提供だし、肝心のおにぎりにもふりかけがついてるし、完全にあおむけの状態で頭も浮かせてはいけないのに、どうしろと状態の昼食でした。

 

3時間後~6時間後

徐々に麻酔切れを実感してきて、じわじわと、アレ?痛いなという感覚がやってきます。人によってしんどいという感想もあるみたいですが、せいぜい鈍痛です。
このころになると尿道カテーテル最高状態。

挿入時は膀胱炎の時のような痛みが走るし、しばらく違和感まみれなんですが、腎生検やってる間に股にぶら下がった管など忘れ、そうこうしているうちに違和感もなくなり。尿意も感じないし楽だなあ…とか思い始めてました。

 

6時間後

医師の許可のもと、頭の位置を30度まであげてよくなります。この辺から、私はちょっとだるかった。

事前のiPhoneiPadの充電ケーブルの位置調整のほか、ベッド上に載せられる小袋(ランチバッグみたいなの)に携帯充電池など、寝たきりでも絶対必要なものをいれておいてよかった。

やれることはスマホ観るくらいしかないうえに、頭を浮かせられないので、充電ケーブルが点滴に追いやられてたりしてうっかり充電できないなんてことがありました。

水分取るのも一苦労でしたが、頭の角度があげられたので、完全に横にさせられてたときより色々と楽。

ただ、変に暑くて私はこのあたりじっとり汗かいて不快でしたねぇ。頭や首にタオルを何とか巻いてしのいだ。

 

検査6時間後の先は就寝タイムになります。歯をみがきに流しにはいけませんので、私の場合、伸縮できる孫の手で、ベッドサイドにかけてた小物入れをなんとか持ち上げ、その中に入っている歯ブラシと歯間ブラシで、コップに水そそいでそこでブラシゆすいだけれど、自分としては汚れた水をコップに入れっぱなしで、すぐに洗えなかったのがイヤでした。看護師呼べばいいのかもだけれど、私はついに一度もナースコールせず。

 

翌朝~24時間の縛りから解禁

検査時間が何時だったかによって、朝からしばらく何やるかが変わります。

私は午前中検査だったので、お昼前には、動いてヨシになりましたが!またしても!桃太郎医師団(桃太郎・イヌ・キジ)と看護師(チーム・サル)の連携が全くとれなくてですね…

こまめにやってくる看護師「先生きました?OKでました?まだこない?あれぇ…」
が3回ほど。

看護師たちはさっさと動いていいよ宣言をしてもらって、私の尿道カテーテルをはずし、その他点滴等をはずし、次の検査の申し送りをしたかったようです。

医師はあっちこっちいってますので、これらの指示や確認が後手になりがち。

オマケにメインでやってくる担当医(イヌ)が、気か利かなくて、

「動いていいっすよ!」「どれくらい動いていいか…テニスはダメ!」

みたいな役に立たない問答ね。それに、動いていいよの号令はつまり、同時に、

以下を処理しなければならない。

・腕の点滴の処置→担当医

尿道カテーテルまわり→看護師

・背中の圧迫処置(あまり気が付かなかったけれど、大きくテーピングされでかいガーゼが貼り付けられていた)

 

で、これらの指示も、また自分で処置することも、担当医のわんわんおは全部忘れてったのね。

おかげで尿道カテーテルはずしましょうか~ってやってきた看護師が「アレ?それ先生そのままにしていきました?アレ?」がまた出て、私もそろそろ、あいつぼんくらか?と思うようにいたりました。あ、いい先生でしたよ。ただ気が利かないだけで。

 

最終的に、背中の処置をはずすのは看護師は手が出せない領域で、サルが桃太郎たちどこいった?!と追いかけ、ここまで手を一切動かさずに「どうですか~」しかしゃべらない主治医桃太郎がついに一人でやってきて、私の背中の処置を自らやっていった。

その後、のんびりとイヌ・キジがやってきて

「あれ、ぼくらそれやりにきたのに~^^」

って、

 

まあ腎生検ってこれくらいまったりしているので、不安になられなくてよいとおもいますよ。