アイラブ腎臓

人間ドックで尿検査にひっかかった…その何気ないきっかけから、Iga腎症対策のための減塩生活を中心とした記録です。

扁桃腺全摘 退院後の経過

結論から書くと、手術から1か月たっても、違和感は残る状態でした。

 

痛みは退院後1週間もしたら、ほぼ自覚なし。退院してしばらく(数日間)は、食事の際にのどが痛むな、詰まる感覚がするなって感じで、食べ物には気を付けなければってことを充分に意識させられた。

患部のカサブタ状態の白い覆いは、私の場合、術後2週間での外来診察の時点でもまだ結構そのままで、はがれる際に出血リスクがあるので、主治医の判断でもう一回診せに来て、となりました。

自分で鏡で喉の奥をみて、白いものが残っている間は、食べ物や飲み物の注意(刺激物はダメ、生野菜も避けて、硬いものダメ、など)は言うとおりにした方が無難。

というか、咽喉の違和感が付きまとうので、口にするものは結構気を付けました。

 

退院後、たべたかったパンや麺をちょっと食べてみたけれどやっぱり喉がいたくなったのでしばらくは我慢したほうがよい。

術後一か月もして、特に出血もなく、鼻へ食べ物や飲み物が抜けてしまう、ということもなければ問題なし。あとは、咽喉の感覚に慣れていくだけ。

 

私の場合、ステロイド治療も並行していたため、退院後1週間はそのまま休み、その後、職場復帰しましたが最初にきつかったのは「発声」。

1人暮らしだったし、咽喉の負担を考えて電話等もしなかったしで、しばらくは、喋っていると咽喉が痛くなる(すぐ疲れる)、大きな声が張れない という状態。

ずっと黙って生活していたので、この「声が張れない」に気が付くのがずいぶん遅くなった。

 

しかし、扁桃腺全摘について、いろんな人のブログを探すと本当に十人十色。

「確かに痛いけど、そこまででもない(なんとかなる)」という感想の人に私も同意。

「何とかなるって書いている人の意見は嘘、大変なのでだまされるな」みたいなトーンのブログもある。

痛みの自覚はひとそれぞれ。こればっかりは他者と痛みの度合いを正確に分かち合うことはできない。

 

入院中何度も、看護師や医師から

「いまの痛みを、1から10の数字で教えてください、10はもう黙ってられない・じっとしてられない激痛だとしたらいまはどれくらい?」

てなことをきかれるけれども、これもなかなか難しい。術後すぐ、麻酔が切れだして、

ズッキンズッキン咽喉が痛み出したタイミングがあったけれども、それでも私は「6か7?7はおおげさか?」くらいに思ってました。

 

お隣のベッドの、同じ手術した人が先に退院したあとに、入れ替わりで入院してきた老齢の女性が、「平常時のお痛みどれくらいですか」のこの問いに「8」てこたえていたのにはびっくりしたもの。。

そんなに痛いのに今日入院まで耐えていたなんて、と…。