アイラブ腎臓

人間ドックで尿検査にひっかかった…その何気ないきっかけから、Iga腎症対策のための減塩生活を中心とした記録です。

ステロイドパルス治療の経過

扁桃腺全摘のための入院の、最後の3日間でステロイドパルスを開始した。

3日間の点滴。

そして隔日のプレドニン30㎎投与。

 

1か月後には、尿蛋白の値が2000オーバーから1100くらいにまあ半減。それでも健康な人は0~15なんだから、ひどいんだけど。

 

そして2か月目、2回目のステロイド点滴時にあわせて実施した定期健診では、450程度に尿蛋白の値が減っていた。主治医がいうには、このまま順調に減れば「寛解」といえるようになると。

そうなったらいいなと思いつつ、2回目の点滴は通院で受けたものの結構大変だった。

仕事をできるだけ休まないように、午前半休で、朝10時に病院へ行き点滴→午後出社×3日間というスケジュールを組んだものの、点滴の指示が2時間半と、思った以上に長くかかって…

あんまり早く点滴を落とすのも、体調に変化が起きやすいらしく。

1回目、入院時の点滴はもっと早かったような記憶(あいまいだけど)だったので、なんだかんだ3日間とも、午後出社にはお昼も食べられずダッシュするような時間のなさだった。

 

点滴による体調不良はなし。初回にあったような気持ち悪さや味覚が苦くなるなども、ほぼなかったかなあ。

ただ、夜は、ためらわずに、あらかじめ処方されていた睡眠導入剤を服用した。

 

隔日服用しているステロイド薬を飲んだ日は、トイレに行く回数が増える感じがしていた。毎日体重計測していたけれども、出る水分が多いせいか、プレドニン服用日の翌朝は体重も数百グラムだが、落ちやすかったと思う。

プレドニン服用日は寝つきがちょっと悪いかなって気はするけれども、薬がなくても普通に眠れる。

でもステロイド点滴日は、薬の量が多いので、無理に頑張らずに、処方されているゾルピデム酒石酸塩10mlを半分にしたものを服用。処方が1回につき0.5錠だけれど、私には充分だった。

 

睡眠障害を持っている友人にこの薬のことを話したら「それなら習慣性もないし、副作用も自覚症状があるようなものはないから安心して服用して大丈夫だよ!」といわれたので、我慢せず使うことに。でも実際に服用していたのは点滴のときだけだった。

 

ステロイドパルスで気になる副作用として、ムーンフェイスと体重増加。

でも私の場合、別の病気の治療のこともあって減量しなければならなかったので、食事にとても気を遣っていたのもあり、ステロイドパルス開始から3か月目でも、毎日数百グラム増減しつつ、毎月2キロくらいは体重減。

ただ顔は、むくんでいるか?どうか?あからさまに丸くはならなかったけれども、ちょっとむくんでるか?みたいなさえない顔だったかな。

 

塩分も控えているから、どれが原因かはわからないけれども、この頃、ステロイドパルス開始から3か月~4か月あたりは、足の、脛の方?弁慶の泣き所といわれる、ひざより下の前側が「(ほんの短時間でも)急に小走りになったり駅の階段を急いであがったり、寒い日にちょっと歩いたり立ちっぱなしになったりしたあと、両足ともに攣る」

ということが何度か起こった。

座ると痙攣がひどくなるし立っているのもつらいし、攣っているから歩くのも困難だし、「弁慶(のなきどころ)がつる!」というウェーブが来ると涙目だった。