アイラブ腎臓

人間ドックで尿検査にひっかかった…その何気ないきっかけから、Iga腎症対策のための減塩生活を中心とした記録です。

Iga腎症で、コロナワクチンの話

ワクチン受けるかな~と考えていた時期のころの話。

 

もともと私は、「ワクチンは最低限」派で特に反対も賛成とかもなく、「副反応がだるいのでインフルエンザワクチンは積極的に受けない」というタイプでした。

 

ワクチンは人類の知恵です。

しかし世の中には、バカな自然信仰のために、大切な子供に受けるべき三種混合ワクチンなども受けさせない親がいるというので気持ちが悪い。

 

インフルエンザはタイプもあるし、主に面倒という理由でのみ私は今まで受けていませんでした。また、私の世代(40代前半)は、学校での集団接種があった世代でもあります。私は神奈川県出身なので、小中学生時代、インフルエンザのワクチン集団接種も1回くらいあったかなあ。

でもあれはすぐに中止されました。※神奈川県の某市での話です。自治体によって色々です。

お隣の市で、学校の養護教諭、いわゆる「保健室の先生」をやっていた親戚によると、学校での集団接種をやるにはインフルエンザワクチン(当時の)は副反応が半分くらいでちゃって、かえって熱を出す生徒が多すぎるからやめたんだ 

とのことで、この話の印象が強く残った私はその後大人になっても、インフルエンザワクチンを積極的に受けることはしてこなかったです。

 

コロナ禍世界になって、たぶんみんなすっかり忘れていると思うけれども、日本は元々、インフルエンザの感染拡大で毎冬大騒ぎしていましたし死者も出ていましたし、その後スギ花粉がくるので、一年のうち何割かを常にマスクで過ごすことは、すごく、普通のことだった。

それが、感染拡大防止のためにみんなしよう!となると急に「やだやだ!」とごねる大人がではじめました。完全に心の問題ですね。

 

さてそんな、「漠然とした不安」からくる反ワクチン派も多数産んだコロナのワクチン。

私は基礎疾患持ちになってしまったのと、この年の夏、扁桃腺全摘手術を予定していたため、ワクチンを早めに打つべきではないかと考えていました。

 

私の尿たんぱくは、1日で2g超えるくらい。+3とかです(とても多い)。

尿潜血も+3とか。

体型も肥満だし、Iga腎症+肥満 てことで、立派な基礎疾患もち。

 

主治医にワクチンについて意見をきいたところ「早くうちなよ!はやく!」とノリノリだったので、基礎疾患枠で自治体のWEBサイトオープン後すぐに予約し、ファイザーを打ちました。

副反応は軽度。1回目は腕が痛いだけ、2回目は翌日の1日だけ38度の熱がでるというもので、大したことなかったです。

ワクチン打ってから約2週間後、扁桃腺の手術をしました。

 

術後の体調を考えたら、本当にこのとき、ワクチンを打っておいてよかったと思いました。