アイラブ腎臓

人間ドックで尿検査にひっかかった…その何気ないきっかけから、Iga腎症対策のための減塩生活を中心とした記録です。

慈恵医大の入院生活①

入院期間は一週間。

月曜日入院→火曜日腎生検→水曜日~金曜日安静→土曜日退院

慈恵医大の腎生検は毎週、火曜か木曜なので、木曜検査なら、水曜入院で一週間となる。

検査前に調べても、検査時にサインする同意書にも怖いことはたくさん書いてある。

例えば同意書には

「検査の結果なんかすごい出血したりして、もし腎臓ごと摘出するようなことになっても免責のうえ、その手術・入院費用は患者負担」

なんてことも書いてある。サインせねばもちろん検査はできない。

検査対象の臓器にうっかりトドメをさしちゃうかも、なんて、なんという検査だと思ったが、リスクが高いのは

・高齢者

・病状がすでに悪化しており、腎臓が変形していたり縮んでいたりする場合

・針が届かないくらい太っている場合

なんだそう。

私はBMI値が35オーバーくらいの肥満体型だったので、針、届くか…?が一番心配だったのだが、病院側は事前にMRIを撮って、その画像で腎臓のかたちや脂肪の厚さを測りいけるか?と確認したうえで腎生検を提案しているので問題ないとのことだった。

実際に検査のとき、うつ伏せの私におかまいなく

「あれ、思ったより近いですね!」「近いね思ったより」と医師たちが口々に会話していた。事前に脂肪の厚さに関しての申し送りがあったのだろう…。

結果として全く問題なく検査はおこなわれたので、普通の肥満(MRIとかCTとか撮れるレベルのひと)は心配しなくてよさそう。

 

慈恵医大の入院で地味にわかりにくかったのは、全体の流れを誰も説明してくれないこと。私の場合、

主治医(桃太郎みたい)

担当医(イヌ)

研修医(キジ)

昼夜シフトの看護師たち(大体4人くらいがローテ。かわいいサルちゃんたち)

という、桃太郎ご一行がしっくりくるチームによって面倒みられたのだが、

「血とりまーす」とか「管いれまーす」とかくるんだけど、それは何のためにとか、いつまでそれをやるのかとかそういう、入院期間に必要な諸検査等の全体の詳細スケジュールと、それぞれの目的などのストーリーは、ついに説明されなかった。

そのくせ毎日夕方に「どうですかー?」と桃太郎一行が来るわ、桃太郎たちからの申し送り不備がみえる看護師たちが「アレ?先生そのまんまでいっちゃいました・・・?(私の腕の管をみて)」とか「アレいわれませんでした?」とか「アレ?」ていう台詞をしょっちゅう聞きましたので、結構終盤、桃太郎(主治医)に、私がちょっときつい言い方して「ちゃんと流れを説明しなさい」といっちゃいましたね…。
 

 悪い人たちじゃないんだけど、ボンボン。そんな印象。